SKC agentのブログ

起業にむけて日々思うことを綴ります

理想と現実と言い訳

本が好きになったキッカケの一つがビジョナリーカンパニーと言う本だ。

凄く読んでいて楽しかったし、ビジョンがいかに大事かを教えてくれた。

迷った時の拠り所がビジョンで、そこを大事にする事が成功の条件だと。

 

その考えは凄く大事にしたいし、自分たちで会社を創る時には必ず大事していきたいと思っている。

 

一方で既にある程度社員数が多い組織で急にそこに舵取りを出来るのだろうかと最近悩む。

例えば、「お客様の事を一番に考えて行動する」と言う行動指標があったとして、どこまでそれ社員に求めるか凄く難しい。

今僕がいる組織は、社員の給料が決して高くない。社員から給料に関する不満もよく聞く。

そう言う中で、どこまで、理想を求められるか。

社員は先ず自分の事を考える。

それは、自分自身まさに無一文の生活をした事があるから、凄く理解できる。お金が無いと、余裕がなくなる。

他の事に構ってられなくなる。

心が狭くなる。

人間が小さくなる。

僕の器が小さいだけだったのだけれど、多分多くの人がそうなる気がしてる。

本当に素晴らしい人は、お金の有る無しでそんな事にはならないと思うが、僕は違うかった。

 

ただ、それは自分の器が小さいだけ?少ない給料でも、理想を追い求める組織は創れる?

凄く悩ましい。今のメンバーに求めても難しいという考えが、言い訳なのか。給料とかに不満があったとしても、1番にお客様の事を考えられる組織が創れるのか。最近よく考える。

 

んー、やっぱり自分達でやってみよう!どうなっても自分たちの責任で。