カンブリア宮殿を見て考えた
昨日、「カンブリア宮殿」を見た。
鋳物工業の能作さんが出ていた。初めて知った企業だったのと、番組をほぼ初めて見たんだけど感動した。
もともと仏具などを作る鋳物メーカーだったが、自社製品として風鈴や食器を作り始めヒット。この食器、錫100%で作っている。錫は曲がりやすいために食器などに向かないとされてきたが、曲がること、錫の熱伝導の強みに製品展開。
工場は富山県高岡市。工場見学では職人の仕事を近くで見ることができる。
一番考えさせられたことは、
古くからある鋳物メーカーが自社製品を作り始めたこと。
つまり、既存のラインにアイデア(自社製品)を掛けたという点だ。
よく言われることだが、0は何をかけても0のまま。
1には掛ければ増えていく。足していくことも可能だ。
この能作さんの仕事は、掛け算だなと思ったのです。
つまり、僕はアイデアもなく起業しようと考えているが、0のままなのです。
かといって、スティーブ・ジョブズなど天才と言われる人ではないから0から1を作ることを始めから考えることも無謀と思われ。
兎にも角にも今やっている仕事なのか、既存の仕事なのか、1を手に入れることが最重要課題だと改めて確認できるいい番組だった。
アイデアや夢は常に貯めて、掛け算できるタイミングを待とうと思う。
ということで、カンブリア宮殿の本と村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を再読しようと購入した。
また、別で今、文章を書く仕事をしている。
今の仕事内容をテキストにするための下書き。
やっていることの羅列は容易にできるんだが、文章で書くってほんと難しく、筆が進まない。文章力を鍛えるためにもこのブログは有効じゃないだろうか。
課題
・0から1ではなく、1を極めたい。
・文章力を鍛えたい。